ゴラン高原へのロケット弾攻撃で12人死亡 米国務長官「衝突の拡大は見たくない」
(VOVWORLD) - イスラエルが占領するゴラン高原で子どもを含む12人が死亡したロケット弾攻撃について、アメリカ政府はイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃だったと断定し、非難しました。
レバノンの首都ベイルートにあるラフィク・ハリリ国際空港でフライト情報を確認する人々(ロイター) |
27日にイスラエルが支配するゴラン高原のサッカー場にロケット弾が撃ち込まれ、子どもを含む12人が死亡した攻撃について、アメリカ政府は「ヒズボラの支配地域から行われたヒズボラのロケット弾による攻撃だ」と断定し、非難しました。
アメリカのブリンケン国務長官は、「イスラエルは国民を守る権利があり、アメリカはそれを支援していく。しかし、衝突の増加・拡大は見たくない」と語りました。
28日、ブリンケン国務長官は東京で行った会見の中で「衝突の拡大は見たくない」と繰り返しけん制し、「衝突を緩和させる最善の方法はガザでの停戦を実現することだ」と強調しました。(TBSテレビ)